岡本整形外科 副院長診療ブログ

病院を外から眺めても、どんな医師がいるのか、どんな治療をしているのか、わかるはずもありません。骨折・脱臼などの外傷や、関節の変形による痛みに対して、当院での手術例を中心にご紹介します。また整形外科トリビアも気の向くままに書いていきます。

2019年6月 手術内容

2019年6月は45件の手術がありました。

 

全身麻酔手術 27

人工膝関節全置換術 6件

人工膝関節単顆置換術 5件

人工股関節全置換術 4件

膝関節鏡手術7件

骨折手術3件(橈骨2件、上腕骨1件)

腫瘍切除 1件

関節授動術 1件

 

局所麻酔手術 18

腱鞘切開 10件

アキレス腱縫合 3件

手根管開放術 1件

腫瘍切除 2件

骨接合1件(指)

二次縫合術 1件

 

PTAバレーの時期なのか、一ヵ月で3人のアキレス腱縫合術を行っています。

アキレス腱縫合手術は、極端に怖がりの方は全身麻酔で行いますが、通常は局所麻酔で十分可能な手術です。

時間は30分程度で、患者さんと雑談しながら、穏やかな雰囲気のなか行われます。

 

腱鞘切開は、ばね指(腱鞘炎の悪化)といって指がひっかかり強い痛みが生じた方、

曲げ伸ばしができなくなった方が受ける手術です。

月4~5件のことが多いですが。今月は畑仕事や庭の剪定が原因なのか、1カ月で10件(12指)でした。

この手術は局所麻酔で1本5~6分で終わります。

他院で何回もステロイドの注射を受けたが治らないと、来院する方もいます。

ステロイドの注射は、とても痛い割に効果が限定的で、回数を重ねると腱の劣化を招きます。

中高年以降のばね指は、年齢による腱鞘の肥厚があるため、注射で改善が難しいことが多いです。

保存治療【安静、テーピングなどの固定、湿布、温熱療法、注射】が無効な場合、

手術が必要となります。