岡本整形外科 副院長診療ブログ

病院を外から眺めても、どんな医師がいるのか、どんな治療をしているのか、わかるはずもありません。骨折・脱臼などの外傷や、関節の変形による痛みに対して、当院での手術例を中心にご紹介します。また整形外科トリビアも気の向くままに書いていきます。

後十字靭帯再建術

20代男性の後十字靭帯再建術を東京女子医科大学整形外科教授 岡崎賢先生を

お招きして行いました。

後十字靭帯断裂の単独再建術は、前十字靭帯再建術より圧倒的に少ないです。

整形外科手術を年間1000件行っている大病院で

年に1件あるかないか?というぐらいです。

再建用の靭帯を採取します。

長さ28cmの靭帯を採取。削ぐように採取するので膝機能への影響はほとんどありません。

後十字靭帯は太いので4重折にして使用します。

膝関節鏡と、レントゲンイメージを同時に使用します。

後十字靭帯の脛骨(すねの骨)付着部は膝の真後ろにあり狭いスペースでの作業となります。

膝関節鏡手術の中では、最も難易度の高い手術と言えるでしょう。

術後の経過は良好です。