岡本整形外科 副院長診療ブログ

病院を外から眺めても、どんな医師がいるのか、どんな治療をしているのか、わかるはずもありません。骨折・脱臼などの外傷や、関節の変形による痛みに対して、当院での手術例を中心にご紹介します。また整形外科トリビアも気の向くままに書いていきます。

足関節粉砕骨折

当院では、年間100台ほどの救急車を受け入れています。

激しい骨折であっても対応できることが救急隊に認識されてきたようで、

手や足が腫れて変形している、「明らかに折れている」方の搬送が増えてきました。

 

本日紹介するのは40代男性の足関節粉砕骨折です。

関節面がバラバラに粉砕しています。

3か所から骨折部を展開し、関節面を整復してからロッキングプレートで固定します。

術前

術後

かなり難易度が高い手術ですが、関節面が綺麗に整復できています。

最近は、部位ごとに専用のロッキングプレート(プレートとスクリューがロックして緩まない)が

あるため、関節内の粉砕骨折であっても強固な固定ができるようになりました。

強固に固定できれば、早期の関節運動や荷重が可能となります。